top of page

正しさよりも美しさを

港北区師岡町の腰痛専門整体院「そわか整体院」の大橋です。

「松尾芭蕉さんのお話し。 「吉野の桜を見てみたい」といって奈良県の吉野山に向かいます。

しかし、道中である娘に会います、その娘の家はとても貧しい家で母親は亡くなっていて、父親は流行の病にかかっていて、、 そんな父親を看病しながら一所懸命働いている娘の姿に芭蕉さんはいたく感動し「これで体に良い物でも買いなさい」と財布の中身を全部渡し、旅費がなくなった芭蕉さんは、奈良県の吉野山に向かうのをあきらめ帰りました。

帰宅して友人に「吉野の桜はどうだった?」と聞かれます。

芭蕉さんは「それが見てないんですよ」と言って出会った娘の話をしました。

すると友人が「あれほど吉野の桜が見たいって言ってたのにもったいない!」と、、 芭蕉さんは言いました。

「私は美しい桜を見たいと思って吉野に向かったが幸運にも花よりももっと美しいものを見る事ができた。

それは親の恩に報いようとする心の美しさだ、花見ができなかった事なんて少しも残念に思っていない桜ならまた来年咲くじゃないか」 正しさよりも美しさを大切にしたのですね^_^

最後までブログをご覧になっていただきありがとうございました。

bottom of page