横浜市港北区師岡町にある、腰痛専門整体院の「そわか整体院」の大橋です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今朝、俳優の坂口憲二(42)さんが国指定の難病「突発性大腿骨頭壊死」で休業というニュースを聞いてびっくりしました。
個人的には坂口憲二さんより父親で元プロレスラーの坂口征二さんの方が馴染みがあります。一世を風靡したころプロレスに夢中でした。
先ず、坂口さんの命には別状はありませんのでご安心ください。
【特発性大腿骨頭壊死症とは?】 大腿骨頭(図の関節軟骨の丸い方の部分)の一部が血流の低下により壊死(骨組織が死んだ状態)に陥った状態です。
ステロイド関連、アルコール関連が原因とされていますが、坂口さんの場合は、明らかな危険因子のない「特発性」に分類されています。
日本全国では毎年約2,000~3,000人、好発年齢は全体では30~50歳代です。
【治療法】 保存療法、いわゆる「そのままで様子を見ましょう」という場合もありますが、坂口さんの場合は「人工関節置換術」、つまり股関節全体を人工股関節で置換する手術になるのではないかと報道でも述べていました。
【手術をした場合の日常生活は?】
先ず、股関節に負荷をかけてはいけません。以下の事は禁止の動作です。
・座禅のような姿勢
・正座してお辞儀
・前かがみになる
・手術した足で片足立ちになる
・足を組む
など。
今後、もし手術をして人工股関節になったら股関節に負担のかかるような激しいアクションものは残念ですができなくなると思います。
【私の臨床経験上のこぼれ話】
当院は整体院ですから、もちろん「突発性大腿骨頭壊死」の手術はできません。
ですが、手術をして人工股関節になったの患者様に対しての施術は行えます。
つまり、手術は行えませんが施術はできます。
もちろん注意点があります。股関節の牽引やストレッチ、股関節を内転させる手技は、テコの原理で脱臼を引き起こす可能性があるので絶対行いません。これらの点に注意しながら患者様とコミュニケーション取りながら施術しています。
人工股関節になるとどうしても多少身体のバランスが崩れることが多いので腰背部や膝関節の痛み、下肢のむくみなどで患者様を診させていただいております。
あと、人工関節部の患者様に対しては基本、電気治療は行いません。
一般的な電気治療なら大丈夫なはずですが、最近ですと極端に高い周波数帯の電気刺激治療器やマイクロ波治療器もありますので、人工関節を加熱する恐れがあるために禁忌です。リスクが0でない事はしません(過去の整骨院勤務時代のお話しです)
治療に専念され一日も早く回復されて、また復帰されることを祈念致します。
当院では整体を初回限定2,980円でお試しできます。
下のホームページを見てお電話下さい。 http://sowaseitai2.jimdo.com/
最後までブログをご覧になっていただきありがとうございました。